2022年 7月
「関西佐賀県人会」の皆様、日頃より鳥栖市へのご支援誠にありがとうございます。
鳥栖市の面積は71.72平方キロメートルで、県内10市の中で最も面積の小さな市ですが、そんな鳥栖市内にも国史跡や県史跡に指定されている遺跡や古墳がいくつかあります。
その中で今回は「勝尾城筑紫氏遺跡(かつのおじょうちくししいせき)」をご紹介します。
~~~「勝尾城筑紫氏遺跡」~~~
鳥栖市の北西部の牛原町、山浦町、河内町にまたがる城山(じょうやま)山麓一帯に、戦国時代後期(約400~500年前)に鳥栖地方を本拠として東肥前(佐賀県東部)や筑前、筑後にかけて勢力を奮った筑紫氏の勝尾城筑紫氏遺跡があります。
勝尾城を中心に麓の館跡をはじめ、谷をぐるりと取り囲むように鬼ヶ城(おにがじょう)、高取城(たかとりじょう)、葛籠城(つづらじょう)、鏡城(かがみじょう)、若山砦(わかやまとりで)の5つの支城、さらに館跡からはじまる谷間には家臣の屋敷跡、寺社跡、町屋跡や土塁、空堀等の城下跡が良好な状態で残されています。その規模は東西約2.5km、南北約2kmに及びます。
城下町の構造としては、河内川に沿って西側の谷奥から城主筑紫氏の館並びに重臣クラスの屋敷を中心とする領主支配の中枢的な空間、2番目は高取城の北側で東西に流れる河内川を境に、北に家臣屋敷と寺社、南には伝春門屋敷の空間、3番目は四阿屋神社と葛籠城及び付随する屋敷の空間、4番目が城下においてもっとも外側に位置し、主に町屋を中心とする空間で構成されています。これらの城下空間に対し、谷を遮断するように4つの長大な堀と土塁が構築されることにより領域区分と城下防備を行っています。
全国的に、戦国時代の城下町のほとんどが現在、市街地になっていたり、開発等により改変されている中で、当時の姿を止めている勝尾城筑紫氏遺跡は戦国時代の城下町の姿を知る上で大変重要な遺跡との評価を受けています。
鳥栖市ホームページに紹介動画を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
~関西各地で「佐賀県フェア」を開催~
2020年以降、コロナ禍の影響で全国的に経済活動へのダメージが大きい中、佐賀県では関西圏、関東圏への市場拡大キャンペーンを展開中です。今回は、今年の上半期に私が覗いて見たフェアの中から何件かをご紹介したいと思います。大阪でのフェアでは、佐賀県 関西・中京事務所のスタッフの皆さんが大活躍。訪れたお客さんに、特産品に佐賀県の魅力を乗せたPR活動に汗をかいておられました。
私にとっての佐賀県の特産品といえば、「小城羊羹」「松露饅頭」「丸ぼうろ」「呼子のイカ」「うれしの茶」「ゆずこしょう」「佐賀のり」等々が頭に浮かびますが、皆さんは如何でしょうか?まだまだ、挙げればきりがないですね。
そんな中でも最近特に売り出し中なのが「いちごさん」佐賀県ではハウス栽培が盛んで、甘味と酸味の絶妙なバランスが魅力の逸品です。そして、ハウス栽培と言えば「ハウスみかん」は生産量全国1位。そこに、新人がデビューしました。「にじゅうまる」というネーミングの如く、少し大き目のみかんでして、濃厚な甘みの後にサイダーを飲んだような爽やかな酸味が口の中を潤してくれる新商品です。皆さんのお近くの百貨店やスーパーでも店頭に並ぶと思いますので是非ご賞味ください。
今後も関西で開催される「佐賀県フェア」を関西・中京事務所を通じてご案内したく思いますので足を運んで頂けると幸いです。
(広報部会・於保記)
「関西佐賀県人会」の皆様、日頃より唐津市へのご支援誠にありがとうございます。
唐津市が誇る特産品には、皆様もご存じの、今が旬のハウスミカン(生産量日本一)や呼子のイカ(全国的にも有名なイカの活き造り)、唐津Qサバ(九州大学との共同研究で生まれた完全養殖のマサバ)、唐津焼(伝統工芸品)などがございますが、今回は、「北波多の梨」をご紹介させて頂きたいと思います。
~~~「北波多の梨」~~~
JAからつ管内で生産される「梨」の栽培地は、唐津市北波多志気(しげ)の山中に位置しています。
肥沃な土地、山からの天然水で育った梨は、風味豊かで、「幸水」「豊水」「新高」「愛宕」など、7月から12月まで切れ目なく、おいしい梨があります。
贈答用やお取り寄せなど、関西佐賀県人会の皆さまにもぜひ食べて頂きたい、唐津市自慢の一品です。
唐津市 経済部 からつブランド・ふるさと寄附推進課 兼 唐津焼振興室
〒847-8511 唐津市南城内1番1号 大手口センタービル6階
TEL:0955-72-9196 FAX:0955-72-9203