2019年 4月 3日

去る3月27日(水曜日)午後、唐津観光協会は国指定重要文化財として知られる大阪市中央公会堂において、同公会堂の設計を担った唐津市出身の建築家、辰野金吾没100年の命日に合わせ、大阪の歴史あるダンスサークル「ロイヤルダンス同好会」とのコラボレーションにより記念の社交ダンスパーティー(ロイヤル中之島舞踏会+唐津ハイカラ舞踏会)を開催しました。

当日は関西在住のダンス愛好家と唐津ハイカラ舞踏会の遠征メンバー合わせて200名超が参加し、日本中の社交ダンスファン憧れの大正ロマン漂うホールは華やかに賑わいました。

ご存じのように大阪市中央公会堂は明治期の大阪の投資家、岩本栄之助氏の寄贈による日本を代表する近代ヨーロッパ様式建造物として知られ、2018年に建設100周年を迎えたばかり。今回の企画に携わった唐津観光協会の國谷専務理事は“唐津市民の誇りである建築家、辰野金吾氏の100回目の命日に彼が設計を担った素晴らしい建築物を舞台に上質なプロモーションイベントを開催できたのは、大阪市とロイヤルダンス同好会の方々のご協力の賜物で、関係者に感謝すると同時に、大建築家を生んだ唐津の気風や文化を多くの方々に知っていただけたことが嬉しい“と盛会を振り返った。

当日の会場内では太閤秀吉が気に入って命名したと伝えられる唐津の名物“ケイラン”等のお菓子が来場者に振る舞われました。また、これを機に観光都市“唐津”を是非訪れて頂きたいと、パーティーの最後に抽選会が行われ、旅行券や唐津焼等の記念品が贈られました。

    

(於保記)

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