「関西佐賀県人会」の皆様、日頃より神埼市へのご支援、誠にありがとうございます。
神埼市のふるさと自慢の特産品といえば、まず「神埼そうめん」です。
神埼にそうめんが伝わったのは江戸時代の初め(1635年)ですから約390年の伝統があります。小豆島の雲水が諸国行脚の折、長崎街道神埼宿で病に倒れ、手厚く介護した伊之助という小間物商人にそうめんの作り方を伝授したのが始まりといわれています。
江戸時代には約300軒の手延べそうめんを作る業者がいたという事ですが、神埼そうめんが広く知られるようになったのは、明治中期に発明王といわれた真崎照郷氏による機械麺の製法が確立してからでそれから飛躍的に生産高が伸びていきました。
佐賀平野の小麦と城原川の清流と小麦を粉にする動力の水車群があった神埼ならではの特産品のそうめんを夏は冷たくして、冬は温かいにゅうめんにしてと今も続く神埼の味です。