ふるさとリポート 合唱組曲「唐津」-1-

藤田 耕太郎(唐津市出身)西宮混声合唱団在籍-

ふるさと唐津市ではこの秋に大きな音楽会が催されます。
昨2015年春、合唱組曲「唐津」実行委員会が発足し、九州交響楽団のオーケストラ伴奏による合唱組曲「唐津」の本邦初演が決定しました。
(文末添付-団員募集チラシ参照)。

昨7月に合唱団員が公募され、老若男女約200名のコーラス愛好家が今秋2016年10月10日の公演に向け練習に励んでいます。
練習は月3回、15カ月間、前日リハーサルを含め全45回の長丁場である。
一つの音楽にこれだけ充分な練習時間をかければ、アマチュア合唱団といえども必ずや立派な演奏に仕上がるだろう。

合唱組曲「唐津」は1982年唐津市制50周年記念事業の委嘱作品(作曲團伊玖磨、作詞栗原一登)である。
唐津の自然「7つ釜」、唐津焼や曳山の伝統文化、あるいは「かんね」「佐用姫」などを歌う8曲の混声合唱曲で構成されていて、演奏時間約35分オーケストラ伴奏の大曲である。
50周年式典で8曲の中の1曲「唐津市歌」のみ披露されたが、この組曲は35年間歌われることなく忘れ去られていた。
今回、唐津の音楽愛好家の熱意により、やっと全曲が演奏され一般に公開されることになった。

註)本リポートは数回の連載を予定しています。なお、「合唱組曲唐津」 を検索すれば多くの関連サイトがヒット出来ます。昨年末12月には市民会館ホールで公開練習を行い、順調な練習状況が披露されました。

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